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Make'em Laugh!（奴らを笑わせろ！）

秋田菜々個展

「GHQマッカーサーをシットコムに登場させて笑う! 」
2022/ インスタレーション作品
アメリカのドラマや映画が日本に入ってきた歴史を遡るとその根源にGHQが関わっている。
第二次世界大戦終結後、GHQは日本の占領制作を実行するにあたり、日本占領政策の一貫 WGIP( ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)を策定したとされている。それらは大衆の関心を政治へ向けさせないようにする愚民政策として3R、5D、3Sが作られ日本人の興味がテレビやスポーツ、性的なものに目がいくように仕組まれたのだ。そうして、独立国家として復活するのを防ぐ為、戦力を無くし銃を持たない日本はアメリ力に頼るしかない状態が作られてきた。洗脳とも捉えれるこの政策に対し、私なりの小さな反撃として、GHQ総司令官のダグラス・マッカーサーをシットコムという舞台に登場させることにした。
ここは彼の部屋であり、シットコムの舞台上でもある。彼は椅子に座りながら、日本人のその姿を観て何を思うか。